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進化はしたいとおもってできるものではない!?

「進化」はよく間違って使われる言葉

6月18日の安倍総理の記者会見で次のような言葉がありましまた。

我が国が誇るクラスター対策にこれからも磨きをかけていく。様々な専門家の皆さんの協力を得て、最新の知見、最新の技術を常に取り入れながら、絶えず進化させていく考えです。
首相官邸ホームページより

この会見の内容がどうというより、上のような言葉は、すごく違和感があります。
なにかというと「進化させていく」という表現が、遺伝学や生物学を学んだものとしては、間違った表現に感じるのです。

 

進化はしようとおもってできるものではありません

 

今回は、「進化」について解説したいと思います。

そもそも進化とは何か?

進化はしたいとおもってできるものではない!?
そもそも、進化とはどういったものをいうのか、キリンを例に見てみたいと思います。
こちらは、キリンの祖先と言われるDecennatheriumの想像画です。首が短いですね。
そして、だんだんと首が長くなっていまのキリンになったわけです。
※これからの話の便宜上、キリンの種類を3種類に分けて、首:短、首:中、首:長にわけて話をします。

 

キリンの首が長くなる図

 

さて、キリンの首が長くなったのはなぜでしょうか?
最初によくある間違いと、今の進化の考え方を示しておきます。

間違い×
・キリンは高いところにある木の葉っぱを食べるために、キリンの首が長くなっていった。

正解○
・キリンが高いところにある木の葉っぱを食べれる個体が、生き残りやすかったため、首の長いキリンが生き残り首が長くなっていった。

もう1つの間違いです。

間違い×
・キリンの集団は、全体的に首が長くなっていった。。

正解○
・たまたま、首の長いキリンが、生まれて、何世代もかかって、その子孫が集団の中で多数派になっていった。。

???でしょうか?意味の違いがわかりにくいですね。でもご安心ください。これからわかりやすく説明していきます。
実は、これがわかると、遺伝子検査の意味もものすごくわかりやすいですし、これから今流行中のコロナの話も、していきたいのですが、説明がすごくわかりやすくなると思います。
そして、最初の、安倍総理の記者会見の違和感もわかると思います。

 

進化は、「変異」と「適応」によっておこる

キリンの世代
さて、先ほどのキリンですが、キリン(首:中)からは、普通キリン(首:中)しか生まれません。そうそう、変わったキリンは生まれないものです。
キリン突然変異
しかし、ごくまれにですが、キリン(首:短)やキリン(首:長)のように、普通とは変わったキリンが生まれてきます。遺伝的に考えた場合、これは突然変異によって起きると考えられています。
そして、突然変異は「偶然」起きると考えられています。遺伝子の一部が、何らかの間違いで変わってしまい、親とは形の違う性質をもって生まれてくるわけです。ですから、別に首の長いキリンが多く生まれるようなことはありません。一定の確率で、首の短いキリンも生まれます。
しかも、突然変異は、キリンの集団の中で何匹も同時にはおこりません。キリンの集団の中の1匹だけにたまたま起こると考えられています。

進化のポイント

・たまたま、首の長いキリンが突然変異で生まれる
・首の長いキリンが生き残りやすい環境にある

キリン拡散
高いところにある葉っぱを食べた方が有利な環境が続くと、首の長いキリンはキリン全体の集団の中で、徐々に多数派になっていきます。

 

結果として、集団に固定化(無視できないほどに増える)したときに、キリンの首は長く進化したとなるのです。

 

ちなみに遺伝子検査のサイトでよく、SNP(一塩基多型)という言葉が使われますが、すっごく大雑把にいうと、集団に固定した割合が1%を超えたときに使います。

 

これが進化の仕組みになります。

安倍総理のいう「進化」のなにがおかしいのか?

まず、私は別に安倍総理がおかしなことをいっているとは思っていませんし、評価するような立場の人間ではありません。ただ、「進化」という言葉の使い方がおかしいということです。
実は、この誤解は、例えば今回のコロナなどに関しても、結構な誤解を生みやすい状況を作っていると思います。

 

安倍総理のいうことの何がおかしいかというと、まず突然変異で首の長いキリンが生まれましたが、キリンは別に首が長くなるように突然変異をしようとは思っていないことです。
首の長いキリンが生まれたのは「ただの偶然」です。

 

つまり、安倍総理のいう、「進化をさせていく」という表現は、「いろいろやりますが結果は偶然ですよ」といっているようなものです。

もう1つおかしいのは、キリンの突然変異で話した、首の短いキリンに関してです。

 

キリンが高いところにある木の葉を食べなければいけない環境にあっても、首の短い個体は突然変異で出現します(そして、子孫を残せず滅んでいきます)。
進化はいい方向に進んでいくというようなイメージがありますが、必ずしもそうとは言い切れません

 

進化のもととなる突然変異は、「いろいろ変えてみてたまたまうまくいったらラッキー」くらいの考え方でしかないのです。
つまり、「なりゆきに任せるような進化を使うこと自体に違和感を感じます」

 

あなたの遺伝子は変わりません

次に遺伝子検査について書きたいと思います。先ほど説明しましたが突然変異によって遺伝子が変わります。
ということは、すでに生まれてしまっているあなたに、突然変異が起こる可能性が限りなくゼロです
遺伝子検査をして、がんになる可能性が高いとなったとしましょう。
そのあと、どんなにガンにならないような生活をおくっても、もう1度遺伝子検査を受けると、やはりがんになる可能性が高いという結果が出ます。
だとすればどうすればいいのでしょうか?

 

遺伝子検査の結果とそのあとの生活習慣の改善

遺伝子検査の結果その対策として重要なのは、「生活習慣の改善」です。先ほどのキリンを例に挙げれば、高いところの葉っぱを食べなくてよい環境に移動すればいいのです
そのためにもまずは、遺伝子検査を受けてみるといいと思います。

 

あなたの遺伝的な体質を知ることで、健康的な生活を送ることができるようになると思います。

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